理系(生物系)の顛末記

生物、農学を希望する高校生、現在所属する大学生にむけて

派遣と正社員

今回は「派遣」というものについて考えます。

 

「開発研究の仕事につきたい」

 

ということを、就活の軸にしました。

仕事内容で選ぶなら手っ取り早いのが、「人材派遣」の会社に就職して、派遣社員として働くことです。

自分はそれは選びませんでした。単純に落ちたからですが(笑)、周囲にはWDBなどに就職した人の話なども聞くので、選択肢としては、ありえるのだと思います。

 

自分が派遣を選ばなかった理由として、

「将来、自分が何をしているか見通せない」

ということが強くありました。

1年後は、おそらく同じ仕事をしているでしょう。

では3年後は?

5年後、10年後は?

どのくらい昇給して、どこで働いて、どんな仕事をしているのか?

想像できなかったからです。

おそらく自分のやりたい仕事を探して、昇給はせずに、渡り鳥のように点々と歩くのだろうな、とぼんやり思ってました。それで辞めました。

 

派遣のメリット

・短期的には自分のやりたい仕事につける(望んでいない職場なら、変えてもらうことも可能)

・実務経験に含まれる ←?

・大企業での派遣は、中小企業の正社員よりも待遇がいい

これ、2つ目はまだ自分の中でもよく分かりません。

いろんなサイトで検索しても「含まれる」と「含まれない」という両方の意見が出てきます。

3つ目は、一時期派遣として働いたので、実感としてあります。

大企業のルールに準じるので、

残業代全額

年間休日

格安社食

備品などの支給

エトセトラ

などがありました。中小企業で働いてる今よりも、ずっっっっと待遇はよかったです。

 

 

派遣のデメリット

ただし、派遣社員というのは社員よりもずっと即戦力を求められます。

正社員は何年ごしにかけてキャリアを描く。

派遣は教育のコストが少ない(=代えがきく)仕事を任せられる

と思います。

コストをかけて派遣社員を育てよう、という会社(派遣先の会社)はマレです。

皆無とは言いませんが、マレです。

探し当てるのが難しい。ネットに情報が落ちてるのを見たことないです。また、教えてくれる経験が自分の求めてるものと違う可能性もある。それを求めて渡り歩きますか?

 

また、そもそも正社員と派遣では、目指してるものが違う、ということもあります。

正社員では基本的には技術者ではなくマネージャーをこなせるように仕事をふられます(たぶん)。一方派遣は、技術者としての仕事をふられます。

なんやかんやあって、自分も一時期派遣社員をやりましたが、これを強く感じました。

正社員は、年齢や入社年数にかかわらずマネージメントの仕事をふられ、出張などの教育コストをかけられる。派遣は現場の仕事をふられる。

そもそものスタートが違うのだから、たどりつくゴールも違います。

だから派遣をがんばって正社員に、というのは違うような気がします。

 

この国がそうしちゃったので、派遣を全員正社員にするまで、きっとこの構図は変わらないでしょう。

やりたくねー正社員とやりがいのある派遣。

けれどどっちを選ぶかは難しいですね。

けど仮に、派遣会社での経験が実務経験に含まれるのなら、短いスパンで目標を決めて経験を積み、社員として転職するのもありかもしれません。